フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
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【団体説明】
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、1995年、貧困から子どもを解放することを目的に、カナダの12歳のクレイグ・キールバーガー少年によって設立された、「Free The Children」の理念に賛同するパートナー団体として、1999年から日本で活動を始めました。子どもや若者が国内外の問題に取組み、変化を起こすチェンジメーカーになれるよう、エンパワーしています。

【ビジョン　ー 私たちが目指す社会】
世界のすべての人々が誰一人取り残されることなく、心もからだも健康で、自身の夢や希望を実現でき、国籍・宗教・年齢・性別・文化・障害の有無に関係なく、互いを認め合い、互いに勇気づける多様性のある社会。

【ミッション　ー 私たちの使命】
日本からビジョンを達成するために、社会の一員であり、普段あまり声を聴かれることがない子どもに特に着目し、まずは子どもの権利を守り、子どもの可能性を引き出すことが大切だと考え、

　ふたつの「Free」の実現をめざします。

ミッション１　国内外の貧困や差別から子どもをFreeに（解放）する。
ミッション２　「子どもには世界を変えられない」という考えから子どもをFreeに（解放）する。

【子どもの権利の保護】
全ての子どもは、性別や民族、言語、宗教、年齢、障がいの有無、社会的背景に関係なく、暴力やいじめ、差別といったあらゆる種類の虐待や搾取から守られる権利を持っています。ですから、活動を通じて知り合う全ての子どもに対して、その子どもの権利を守り、尊重してください。そして、子どもに対し身体的・精神的苦痛や社会的不利益を与えないよう言動に気を付けてください。また、海外事業支援先の子どもとかかわる場合（文通プログラムやスタディーツアー、その他現地訪問を通じて）も同様に、子どもの権利やプライバシーを守って下さい。活動を通じて得た写真、現地で入手した写真や情報などをネットやSNSなどに使用する場合は、必ず事前にFTCJまでご連絡頂き確認するようお願いします。

【秘密保持の確認】
以下に示されるFTCJの団体資料または個人情報に関する資料等一切について、原本はもちろん、そのコピー及び関係資料等をFTCJの許可なく、いかなる方法をもってしても、開示、漏洩をしないでください。

・団体で保管し、使用している資料（映像データ、教材、事業企画など）及び団体が保管する個人情報
・財務、人事等に関する情報
・以上の他、FTCJが特に秘密保持対象として指定した情報

上記に違反してFTCJの秘密情報を開示、漏洩もしくは使用するなどした場合、FTCJの理事会決定に従い、場合により、法的な責任を負担しFTCJが被った一切の損害を賠償していただきます。

【ハラスメントの禁止】
※ハラスメントとは、他者に対する言動等が本人の意図に関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えることをさします。子どもに対するあらゆる種類のハラスメント行為は禁止です！特に以下のいずれかに該当する行為をとらないよう気を付けてください。
・活動を通じて知り合った子どもに対して、必要以上にボディタッチをしたり性的言動をとること。
・活動を通じて知り合った子どもと性的な対象として付き合ったり、性的関係を持つこと。
・活動を通じて知り合った子どもと、活動と無関係な理由で電話、メール、チャットを頻繁にすること。
・FTCJの許可なく、活動を通じて知り合った子どもを活動外で遊びに誘うこと。
・活動を通じて知り合った子どもに対しその他、ハラスメントとなるおそれのある行為をすること。（例：年配者であることを利用して、子どもを言いなりにさせたり、逆らわせないようにするなど）

【子どもメンバーに接する姿勢】
FTCJ が考える、おとなサポーターの基本的な姿勢は、「答えを教える」という上からの姿勢ではなく「子どもたちが答えを出すよう、促す」という形です。また、「何かをやってあげる」ではなく、「対等な立場として子どもにアイディアを提案し、それをどうするかは子どもが決める」という形です。

私たちは、子どももおとなも理想の姿は「自分の望む道を、自分で切り開いてゆけるようになる」ことだと考えています。具体的には以下のようなことです。

・自分で「こうしたいな」と思ったら、自分で企画、実行、反省、再実行、実現できる。
・問題を自分たちで考えて、自分たちでベストだと思う答えを見つけ、解決する。
以上のFTCJの子どもメンバーに接するときの姿勢を理解し、子どもたちが成長するように” 見守り”、サポートをするようお願いします。ただし、法律に触れることや、命にかかわることに関しては、子どもの考えを待たずにすぐに注意してください。